2008年03月19日

book-3

「風が強く吹いている」 三浦しをん著 新潮社

風が強く吹いている

「まほろ駅前多田便利軒」で第135回直木賞を受賞した三浦しをんさんの作品。

表紙は一昔前の和菓子の包装紙のようなイメージだったので、
そんな時代背景の話なんだろうな〜と
勝手に決めてしまっていたのですが、
読み始めると時代は現代。

古い木造の「竹青荘」(通称アオタケ)に住む10人の大学生。
陸上経験がほとんどない8人と、走る事が好きでたまらない2人。
その10人が1年間弱という短い期間で箱根駅伝に挑戦するという話。

本の帯にも書いてあるように、とてもストレートな青春小説。
仲間を信じる強さややさしさ、
そして10人が「走る」ことを通して成長していく姿。
青春ですね〜。

登場人物がたくさんいると、頭の中で混乱しがちですが、
今回は10人がそれぞれ個性を放ち、心理も読め、
人物確認に読み戻ることもなくスラスラ読了。
私の期待を裏切ることのないストーリー展開。
感動と爽やかさが残る、とてもおもしろい作品でした。

走るのが苦手な私ですが、この「竹青荘」に住んでみたいな〜と
ちょっと思いました。
そして今まで箱根駅伝をほとんど見ることがなかったのですが、
来年の箱根駅伝が待ち遠しいです!


雨先日生まれた金魚の卵は結局全滅でした・・・。
次に期待してるのですが、うちのかわいい金魚たちは、
の〜んびりと水槽の中をフワフワ泳いでいます。
上手くいかないものですね・・・。がんばれ金魚!
posted by bokurui at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月26日

book-2

タイトル 「ジェネラル・ルージュの凱旋」
      海堂尊 著
ジェネラルルージュ

「チーム・バチスタの栄光」、
「ナイチンゲールの沈黙」に続くシリーズ第3弾。

大学医学部付属病院内で
「救命救急センター部長が特定業者と癒着している」という告発文が
不定愁訴外来の田口先生の元に届くことから話は始まる。
その癒着が事実なのか?誰が告発文書を書いたのか?

事件に関わってくる切れ者の登場人物達に、
穏やかな田口先生が巻き込まれていくという
いままでのシリーズの流れが続いている。

第1作目「チーム・バチスタの栄光」は
「このミステリーがすごい!」の大賞作。

この3作目は2作目の「ナイチンゲールの沈黙」と
シンクロしながら話が進んでいた。
2作目を読んでいないと、
3作目のこの本は「???」なところがあるかも。

第1作目の「チーム・バチスタの栄光」がとても面白かったからか、
このシリーズに慣れてしまったからか、ちょっとさみしく感じた。

満足度 70点

by はったん
posted by bokurui at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月15日

book-1

"boku"の映画感想を真似て、本の感想。

タイトル 「空飛ぶタイヤ」
      池井戸潤 著
空飛ぶタイヤ
雑誌か新聞の書評で見かけて読み始める。
いつもは軽い感じの小説を読むことが多いので、
久しぶりに読み応えのある一冊。
初めて読む池井戸潤作品。

走行中のトレーラーのタイヤが外れて事件が起きる。
運送会社、自動車会社、銀行など事件に関わる会社と
その家族の話が次々と展開されていく。
「情」か「欲」か。
それぞれの登場人物の駆け引きがおもしろく、
どんどん読み進めたくなった。

この本の最後には「フィクションです」と書いてある。
けれど数年前に起きたタイヤ脱落事故と
リコール隠しが思い出される。
実際にモデルとしたのだろう。
いったいどこまでがフィクションで、
どこまでがノンフィクションなのだろうか・・・。

質、量とも満足の一冊。

満足度 90点

by はったん
posted by bokurui at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。